【PDCAサイクルを応用】人生を充実させ豊かにするためのメソッド

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PDCAサイクルとは、何かを計画して、実行、反省して次に生かすという好循環のことです。

人生が充実している人は、PDCAを回すのがうまいです。

僕がこの記事を書こうと思ったのは、人生に停滞感を感じたからです。

先週の土日は、ほぼ家でぼーっとしていました。

ついこの間まで、やりたいことがたくさんあって時間が足りないぐらいだったのに、今ではやりたいことがありません。

どうしたものかと考えてた結果が、今回の記事の内容です。

人は誰でも人生に停滞感や迷いを感じるものです。

では、そうなったときに、どういう行動を取ればよいのでしょうか。

本記事は、人生に迷ったときに読み返せるような内容にしたいと思います。

実際のPDCAサイクル

PDCAサイクルとは、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)のループのことです。

一言にPDCAサイクルと言っても実際には以下図のような処理をすることになります。

pdca.png

人間の脳を一つの機能と見て、その機能を抽象化すると「入力」→「処理」→「出力」となります。

入力(インプット)がなければ計画を立てることはできないので、計画の前に必ず入力(インプット)をすることになります。

人間には雑多な入力があります。

朝のニュースや今日の天気、小鳥のさえずりや誰かのくしゃみなど、すべてを入力することになります。

これら入力は、興味のフィルタを通り、計画の材料になります。

興味は「合理性」と「遊び」で構成されます。

「合理性」が強いほど興味の幅は狭くなります。

「合理性」と「遊び」のバランスは人によって異なります。

例えば、ゴルフに興味を持つ場合、合理性の要素は低いですが遊び要素は高くなります。

投資に興味を持つ場合は、合理性要素が高く、遊び要素は低くなります。

様々な入力から興味を持ち、さらによく考えた上で、やるやらないの判断をします。

やると決めたものがあって初めて計画を立てることになります。

計画段階では、追加の情報収集を行った上で、具体的なスケジュールとやるべきことをまとめます。

そして、計画通りに実行し、結果がイマイチだったタイミングで、他人にアドバイスを求めたり、反省したりして改善策を見出します。

このようにPDCAサイクルでは、上手くいかなかった経験を次の計画・実行に活かすことで好循環を得られます。

PDCAサイクルの阻害要因は何か

確かにPDCAサイクルを回せば何事も上手くいきそうです。

しかしながら、人は誰でも停滞感を感じたり人生に迷ったりすることがあります。

そんな時は、PDCAサイクルが止まってしまっていると考えることができます。

では、PDCAサイクルを阻害する要因は何でしょう。

項目ごとにまとめてみます。

【インプット】
・自分の興味のある情報のみを取り入れようとする
・インプット自体を面倒がる

【興味・熟考】
・合理的な考えに固執し現実を見すぎる(時間、金、能力等)
・自分には無理だと思い込む
・考え過ぎてしまう

【計画】
・計画に必要な情報収集不足
・過去の失敗経験を忘れてしまい活かせない

【実行】
・始めるまでが億劫
・手や体を動かすことを面倒がる
・計画が不十分

【評価】
・実行段階でやりきっていない
・失敗したと思い込んで諦めてしまう

【内省】
・自分が悪いと思えない

【他者相談】
・他者への相談をためらう
・他者からのアドバイスを素直に受け取れない

【改善】
・評価が妥当でない
・評価の結果を受けて感情が乱れて冷静でなくなる

思いつく限り例を挙げましたが、これ以外にもあるでしょう。

何が阻害要因になっているかは人それぞれです。

ちなみに、僕の場合は、インプットが足りていない上、合理性が強く興味の幅が狭いのが問題となることが多いです。

PDCAサイクルの阻害要因を排除する

上記した阻害要因を取り除くにはどうしたらよいでしょう。

阻害要因を排除する方法についても項目ごとにまとめてみます。

【インプット】
生活に新しいことを常に取り入れるようにする。
小さなことでもよい。帰り道を変えてみたり、本屋で普段読まない本を開いてみたりする。
こうすることで、入力(インプット)の幅が広がる。

【興味・熟考】
合理的な考えが邪魔をする場合は、常識を疑い、意外と大丈夫じゃないか?と思ってみるとよい。
友人に誘われて興味はなかったが、やってみたら意外とハマってしまったという経験が誰にでもあるだろう。
理性は、自分を縛り付ける制約という名の心の鎖と考えることができる。
興味の範囲外のものにチャレンジすることで、心の鎖を外していけば人生は楽しくなる。

【計画】
実行を想定した具体的で詳細な計画を立てるよう心掛ける。
慣れないうちは、計画を立てるのが上手な人に手伝ってもらうのが良い。
過去に失敗経験があるのなら事前にチェックしておき、活かせるようにする。

【実行】
始めるまでが億劫になる場合があるが、とにかく動き始めることが大切。
やる気は動き始めてから出るもので、作業興奮と呼ばれる。
他人を巻き込んで逃げられないようにする手もある。
計画に不備があったら都度修正する。

【評価】
評価の段階で躓き、諦めてしまう人が相当数いる。
失敗は成功するために必要なステップの一つと考えることが大切。

【内省】
失敗の言い訳をせず、素直に自分がどう悪かったを考えること。
自分以外のものに責任を押しつけるより、自分が変わったほうが次に活かすことができる。

【他者相談】
他者からのアドバイスは自分には考えつかなかったようなものが多い。
失敗を恥ずかしがらず、他者に相談できること、アドバイスを素直に受け入れることが大切。

【改善】
評価が妥当かどうか他者と相談してみることが有効。
妥当でなければ再評価する。
頭に血が上って感情的になっている場合は、一度別のことをやって落ち着くと良い。

ひとこと

人生に停滞感を感じている僕は、まず、入力(インプット)の幅を広げて量を増やしてみようと思います。

話は変わりますが、PDCAという言葉を多用する意識高い系の人がいて、その人の話を聞いてPDCAという言葉にうさん臭さを感じて毛嫌いする人がいます。

両者とも、PDCAの本質をよく考えるべきです。

PDCAは人生を好転させるための道具に過ぎません。

大切なのは、何をするかです。

PDCA自体が重要視されるべきではありません。

何かをしたい、上達したいときの一つの手段として役立つのがPDCAです。

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