【M5Stackで工作】温湿度計付きWi-Fi電波時計を作る

IT

トイプードル可愛いですね~

いかがお過ごしでしょうか。NABです。

先日、自分へのクリスマスプレゼントとして、今までずっと気になっていた新しいおもちゃを手に入れました。

M5Stack Core2(エムファイブスタック コアツー)です。Amazonで8千円程度で購入しました。

M5Stackは、モニタ、スピーカー、マイク等の各種モジュールが筐体内にセットになったマイコンです。Arduinoのプログラムが動作します。

マイコンというと、基盤むき出しのものがほとんどですが、M5Stackにはそういった悪い意味での自由度というか煩わしさがなく、プログラミング次第で自分好みの情報端末として仕上げることが可能です。

百聞は一見にしかずということで、「温湿度計付きWi-Fi電波時計」の操作の様子を動画にしました。

「温湿度計付きWi-Fi電波時計」操作の様子

Wi-Fi電波時計

Wi-Fi電波時計の画面

M5Stackの左側のボタンをタップすると、Wi-Fi電波時計の表示になります。

Wi-Fi電波時計は、インターネットを利用して時刻を自動修正する時計です。

一般的な電波時計は、電波の届きにくい室内では正常に時刻同期されない場合がありますが、Wi-Fi電波時計ならWi-Fiが繫がるところであれば時刻がずれることはありません。

ずれない時計を使いたい人(私)にとっては、必須機能です。

天気情報の表示

天気情報の画面

真ん中のボタンをタップすると、室内の温湿度計の結果とインターネットから取得した現在の天気、気温、風向、風速情報を同一画面に表示します。

私たちは普段、室内は温湿度計を見る、室外はテレビやインターネットの天気予報を見るというのが当たり前の世界で生活していますが、本来は同一カテゴリの情報は同じ画面に表示されるべきだと思います。

このような痒いところに手が届く情報端末が自分好みで作成できるのがM5Stackの魅力です。

室温と湿度のグラフ表示

室内温湿度のグラフ表示画面

右側のボタンをタップすると、室温と湿度のグラフが表示されます。

室温(横軸)と湿度(縦軸)の2次元平面に、現在の室温、湿度がプロットされます。緑色の枠内に丸が収まっている状態が快適に過ごせる室温、湿度になります。

M5Stackの標準ライブラリを利用すれば、こういった描写もそれほど難しくありません。


本作品では、M5Stackに温湿度モジュールを外部接続して利用しております。

細かい機能として、昼間と夜間で背景色を変更していたりします。

天気情報の表示画面(夜間)

現在時刻を元に昼と夜を判別していますが、光センサーを利用しても面白いと思います。

天気予報の追加機能として、雨雲の動きを表示するのも面白そうですね。

小さなマイコン、可能性は無限大

ここで紹介する作品は、あくまで一例でありM5Stackで出来ることはアイデア次第で無限にあります。

本作品の作成方法をKindleにて配信しております。

プログラミングに興味がある方や、これからプログラミングを学びたい方が、本作品のソースコードを元にカスタマイズされることを想定して、細かい部分まで解説しております。

また、プログラミングに慣れていない方でも、ソースコードをコピペするだけで一通り完成できるように記載しておりますので、ご安心ください。

少しでもワクワクされた方は何かの縁です。是非チャレンジしてみてください。

Kindle Unlimited会員の方は無料で読めます。

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